沙羅「タイミングが遅れて失敗」も圧勝 自身に成長を実感

[ 2016年2月6日 23:54 ]

自己新の9連勝をマークした高梨(AP)
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は6日、オーストリアのヒンツェンバッハで個人第11戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(19=クラレ)が合計257・2点をマークし、連勝を自己最多の9に伸ばして今季10勝目、通算40勝目を挙げた。

 「2本ともタイミングが遅れて失敗してしまった」と振り返った高梨だが、1回目にただ1人90メートルを越える最長不倒の93・5メートルを飛び、2回目も93メートルと、2位以下を寄せ付けずに圧勝。「タイミングが遅れても距離を伸ばせたのは、空中でリカバリーできる能力がついてきたのだと思う」と自身の成長を実感している様子だった。

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2016年2月6日のニュース