柔道男子 パリ国際合宿に出発“無差別級稽古”で鍛錬

[ 2016年2月6日 05:30 ]

パリでの国際合宿に出発した(左から)永瀬、ベイカー茉秋、羽賀

 階級の垣根を越えた“無差別級稽古”で半年後に迫った五輪に備える。パリで行われる柔道の国際合宿に参加する男子100キロ級の羽賀龍之介(24=旭化成)、81キロ級の永瀬貴規(22=筑波大)、90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう、21=東海大)が羽田発の航空機で出発した。

 今月の国際大会出場が免除され、五輪代表入りが有力視される3人。この期間を有意義に使えるかが五輪本番の成否にもつながる。永瀬は「試合がないことで鍛錬期にできる。自分より重い選手と練習したい」と意欲的。重量級とやることで「地力」を養えるという。羽賀も100キロ超級や90キロ級にこだわらず、世界王者クラスとの手合わせを希望。「半年あればいろいろできる。そのための期間だと思う」と試合前の調整段階ではできない思い切った稽古に励む。

続きを表示

2016年2月6日のニュース