永野マイペース65で急浮上14位 初Vへ課題の精神面克服

[ 2016年2月6日 05:30 ]

3番、ティーショットを放つ永野

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン第2日

(2月5日 ミャンマー・ヤンゴン ロイヤルミンガラドン・クラブ=7218ヤード、パー72)
 64位から出た永野竜太郎(27=フリー)が1イーグル、6バーディー、1ボギーの65をマークして通算8アンダーに伸ばし14位に浮上した。初日3位の矢野東(38=フリー)は68で回り通算10アンダーで日本勢最高の5位につけた。ショーン・ノリス(33=南アフリカ)ら2人が通算12アンダーで首位に並んだ。

 65のビッグスコアで、永野が急浮上した。「カットラインが上がると思ったので伸ばさないといけなかった。集中してできた」と胸を張った。前半の18番パー5は残り248ヤードの2打目を5Wで強振するとピン右10メートルに乗った。イーグルパットのラインは「凄い曲がるフック。難しいのでバーディーでいいと思った」。寄せを狙ったパットがカップに吸い込まれ、自身も驚くイーグルに。気持ちに余裕が生まれた後半は4バーディー(1ボギー)を重ねた。12年から賞金シードを維持しているが、昨年のツアー選手権などの2位が最高。精神面が課題で今大会も第1ラウンドは前週の開幕戦の予選落ちを引きずり振るわなかった。「きょうは気持ちを抑えることができた」とマイペースに初勝利を目指す。

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2016年2月6日のニュース