NTTドコモ競り勝ち 神鋼から4年ぶり白星

[ 2015年11月30日 05:30 ]

<神戸製鋼・NTTドコモ>後半5分、NTTドコモ・渡辺がボールを運びチャンスを作る

ラグビートップリーグ第3節最終日 NTTドコモ25―24神戸製鋼

(11月29日 ユニバ)
 4試合が行われ、B組のNTTドコモが神戸製鋼に25―24で競り勝ち、1万833人が入った関西ダービーを制した。12年に昇格したドコモが名門から勝ち星を挙げたのは4年ぶり2度目。WTB渡辺義己(31)が1トライを挙げ、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。神戸製鋼は今季初黒星。A組はパナソニックが3連勝で首位を守った。

 昨季11位のNTTドコモが、同3位の神戸製鋼を1点差で振り切った。大型補強が目立つ一方、既存戦力の奮闘で難敵を破りWTB渡辺は「新戦力に頼らないチームづくりを、かなりハードにやってきた」と誇らしげに言った。後半開始直後の2トライは日本人選手が起点となった。1分に渡辺が右サイドを華麗に突破。その4分後にはSO佐藤善のインターセプトでチャンスをつくり、最後はCTBクリエルが右手一本で押し込んだ。開幕直後に加入したクリエルはこの日が初出場。南アフリカ代表の21歳は日本の攻撃ラグビーが楽しみといい「オファーをもらって2時間後には決断した」と笑った。

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2015年11月30日のニュース