リーチが母校訪問、後輩指導も マイケルポーズは?「ないです」

[ 2015年11月6日 21:43 ]

ラグビー部の練習で、選手を指導するリーチ・マイケル(左から3人目)

 ラグビーのワールドカップ(W杯)イングランド大会で日本代表の主将を務めたリーチ・マイケル選手(27=東芝)が6日、2004年から3年間、留学生として過ごした母校の札幌山の手高校(札幌市)を訪問し、集まった約600人の生徒に「夢と目標を持ってほしい」とスピーチした。

 ラグビー部員がリーチ選手の出身国ニュージーランドの戦いの踊り「ハカ」を披露して歓迎。リーチ選手は緊張した表情で体育館の壇上に立ち、目標を持つことの大切さやW杯について語った。生徒から質問で「五郎丸ポーズはあるけど、マイケルポーズは?」と聞かれると「ないです」と即答し会場を笑わせた。

 その後、グラウンドに出てラグビー部を指導。疲労がたまる中でも走り続ける選手たちに「ミスが少なく、体力があって上手」と感心した様子だった。

 開幕が迫ったトップリーグについてリーチ選手は「チームに入ってから優勝した経験がないので優勝したい」と意気込んだ。

 リーチ選手は高校に先立ち、札幌市を表敬訪問し、秋元克広市長から市長特別表彰を贈られた。

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2015年11月6日のニュース