今田4カ月ぶりトーナメント出場で圧巻!ノーボギー64、1差2位

[ 2015年11月6日 05:30 ]

9番、6アンダー2位タイでホールアウトし笑顔の今田竜二(右)

男子ゴルフツアー平和PGM選手権第1日

(11月5日 千葉県印西市・総武カントリークラブ総武コース=7123ヤード、パー70)
 今季の日本ツアーでは4試合目の出場となった今田竜二(39=フリー)が6バーディー、ノーボギーの64で回り、首位に1打差の2位と好スタートを切った。韓国の崔(チェ)虎星(ホソン)(42)が7アンダーの63で単独トップ。今田と並ぶ2位に永野竜太郎(27=フリー)がつけた。

 今田がトーナメントに出場するのは、7月の米ツアー(バーバゾル・オープン)以来、実に4カ月ぶり。それだけにスタート前は「試合に出られるのが楽しい。まずは予選通過」と控えめに語っていたが、終わってみればノーボギーの64をマーク。1打差2位と堂々の出足となった。

 文句なしのスコアにも「スコアだけ見ると満足ですが、木に当たってフェアウエーに出たり、ミスショットが助けられた運もあったから」と苦笑い。前半の9ホールは全て1パット。バーディーを奪った10、12番以外は全てグリーンを外しながら、得意のショートゲームで乗り切り「パットが入るのは調子いいのかな」と付け加えた。

 08年のAT&Tクラシックで青木功、丸山茂樹に次ぐ日本選手3人目の米ツアー優勝を果たしたが、今季は米ツアー4試合、下部ツアー2試合の出場にとどまり来季は日米ともにシード権はない。今後行われる予選会にも出場せず「出られる試合を探して出場したい」という。今大会で優勝し、出場資格を手にしたいところだ。

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2015年11月6日のニュース