中学男子・阿部&同女子・大須賀が初優勝/秋季東北大会

[ 2015年11月6日 05:30 ]

中学女子の部優勝の大須賀と男子優勝の阿部

スポニチ主催平成27年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日

(11月5日 福島県棚倉町・棚倉田舎倶楽部 高校・中学男子=6994ヤード、パー71、高校・中学女子=6046ヤード、パー72)
 中学男子は阿部修也(宮城・石巻2年)が6オーバーの77で初優勝。女子は昨年9位の大須賀望(宮城・宮床2年)が4オーバーの76で、2位に5打差をつけ初優勝を飾った。男子は4位、女子は2位までが来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)の出場権を獲得した。2日間で争われる高校の部では、男子は米沢蓮(岩手・盛岡中央1年)がイーブンパーの71、女子は酒井ひより(山形・酒田東1年)が1オーバーの73で、それぞれ首位に立った。

 <中学男子>多くの選手がスコアメークに苦しむ中、阿部が2位に2打差をつけて東北王者に輝いた。「教員も含めて学校では一番」という1メートル84の長身。1Wだけでなく、アプローチなどでも安定したプレーを見せたが「ピンの位置が難しかった。18番でOBを出したのが悔しい」と反省も忘れていない。初めて臨む全国舞台には「冬場は下半身を鍛え、パターなどの切れを磨きたい。3位以内を目指します」とさらなる精進を誓った。

 <中学女子>優勝した大須賀は両親に祝福されると、表情を和ませた。「3パットを叩いたホールもありましたが76はまずまず。うれしい」。小学3年から本格的にゴルフを始めたものの、中学入学時の身長は1メートル38。同年代の選手に距離で50ヤードほど負けることもあったが、身長が7センチ伸びたことで成績もアップ。「今は230ヤードは出せる」という。全国での目標はトップ10。勝みなみのファンで「将来は五輪に出たい」と目を輝かせていた。

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2015年11月6日のニュース