ボルト史上初2大会連続3冠達成!ジャマイカ400Mリレー4連覇

[ 2015年8月29日 22:14 ]

男子400メートルリレーでトップを走るジャマイカのボルト(AP)

 世界陸上第8日は29日、北京で行われ、男子400メートルリレー決勝でウサイン・ボルト(29)擁するジャマイカが37秒36で4連覇を果たした。

 5月にバハマのナッソーで開催されたワールドリレーではジャスティン・ガトリン(33)らを擁する米国に敗れたが、見事に奪冠に成功。「このチームに感謝しているし、本当にリレーが大好きだ」と語った。

 2位でゴールに入った米国が最終走者へのバトンの受け渡しミスのため失格となり、38秒01をマークした中国が3位から2位、38秒13のカナダが4位から3位に繰り上がった。

 ボルトは男子100メートル、200メートルに続き史上初の2大会連続3冠を達成した。さらに、2012年ロンドン五輪も含めれば続、無敵の3冠達成だ。世界選手権の金メダル数も、大会最多記録を通算11個に伸ばした。ボルトは200メートル決勝の直後、カメラマンに激突して左ふくらはぎに裂傷を負っていたが、この日は影響を全く感じさせない完璧な走りを見せた。

 日本は、予選で大瀬戸一馬(法大)藤光謙司(ゼンリン)長田拓也(法大)谷口耕太郎(中大)登場も38秒60の1組4着で落選した。

 また、女子の400メートルリレーは、女子100メートルで連覇を果たしたシェリーアン・フレーザープライス(29)を擁するジャマイカが41秒07の世界陸上新記録で2大会連続の金メダルを獲得。2位は米国、3位にはトリニダード・トバゴが入った。

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