柔道五輪3連覇 野村ラスト大会 無言の計量パス

[ 2015年8月29日 05:30 ]

 柔道男子60キロ級で五輪3連覇を達成し、引退を表明している野村忠宏(40=ミキハウス)は29日、兵庫県尼崎市で行われる全日本実業個人選手権で現役最後の試合に臨む。28日は計量をパスし、言葉を発せずに会場を後にした。

 ラストマッチには、五輪で金4個を含む計7個のメダルを獲得した競泳の北島康介、2個の銀メダルを獲得したフェンシングの太田雄貴らオリンピアンが観戦に訪れることが判明。他にもラグビーの大畑大介、飛び込みの寺内健らが集結予定だ。野村は引退発表時に「現役最後の勝負、精いっぱい戦います」と話しているだけに、強力な援軍の声援を受け、魂のこもった戦いを見せてくれそうだ。

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2015年8月29日のニュース