1600mリレーは男女とも決勝進めず 女子は日本新マークも

[ 2015年8月29日 14:03 ]

女子1600メートルリレー予選で日本新をマークし、喜ぶ(左から)千葉、青山、市川、青木

 陸上の世界選手権第8日は29日、北京で行われ、1600メートルリレー予選の女子で青山聖佳(大阪成蹊大)市川華菜(ミズノ)千葉麻美、青木沙弥佳(ともに東邦銀行)の日本は3分28秒91の日本新記録をマークした。2組7着に終わり、決勝には進めなかった。

 田村朋也(住友電工)金丸祐三(大塚製薬)小林直己(東海大)北川貴理(順大)の男子は3分2秒97の1組7着で落選した。

 ▼青山聖佳の話 自分の走りとしても前半から積極的にいけたし、後半も粘って走れた。日本記録を更新できて良かった。

 ▼市川華菜の話 タイムを狙うことと、全力で引かないレースをしようと思っていた。しっかり走れた。

 ▼千葉麻美の話 久しぶりに自分らしい走りができた。日本記録更新を目指してやってきたのでうれしい。ただ世界との差はまだまだある。

 ▼青木沙弥佳の話 大舞台で記録を更新できてうれしい。ただ世界の壁は厚い。これで満足せず、さらに更新を狙っていく。

 ▼田村朋也の話 世界のレベルが高くて自分の力が出せなかった。良い経験だったけれど、苦い思い出になった。

 ▼金丸祐三の話 いまの現実がこれ。なぜもっとやれないのかという気持ちが大きい。悔しい。力をつけないと話にならない。

 ▼小林直己の話 頭の整理ができていない。速い展開に圧倒された。決勝で戦うには、一人一人に力がないと駄目。

 ▼北川貴理の話 残念な結果に終わった。実力を上げないと勝負にならない。リオデジャネイロ五輪へ向けて頑張っていきたい。(共同)

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2015年8月29日のニュース