遼 3ラウンド連続イーグルで乗った!3差18位発進

[ 2015年8月29日 05:30 ]

16番でチップインイーグルを決めた石川

USPGAツアー バークレイズ第1日

(8月27日 米ニュージャージー州エジソン プレインフィールドCC=7012ヤード、パー70)
 石川遼(23=CASIO)が1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68で回り、首位と3打差の18位で発進した。松山英樹(23=LEXUS)は6バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの69で32位。バッバ・ワトソン(36=米国)ら4人が65で首位に並んだ。プレーオフは全4試合で、今大会がフェデックス・カップ・ポイント・ランキング125位以内に出場権があり、第2戦が同100位以内、第3戦は同70位以内、最終戦が同30位以内に絞られる。

 ぎりぎりで生き残ったプレーオフで石川が好発進した。序盤は「硬さがあった」というが、会心の一打で波に乗った。

 16番パー5、残り180ヤードの第3打を6Iで振り抜いた。グリーンの奥に落ちたボールは傾斜で手前に戻ってカップに消えた。自身3ラウンド連続のイーグル。「傾斜で戻ってくると分かっていた。風がアゲンストだったので6Iでいいと。その通りになった」というショットで「気が楽になった」と迷いが消えた。

 後半の4、5番はピンそばにつけて連続バーディー。9番でダブルボギーも「難しいコース。スコア的にはいいプレー」と納得していた。フェデックス・カップ・ポイント・ランキング125位以内が出られる今大会。石川は前週124位となり滑り込んだ。出場枠が100位までに絞られる第2戦に進むには今大会で上位に入るしかない。全選手が初日の順位のままなら石川は97位になる。

 「(今大会で)20位に入れればいけるのかな」と予想するが、他の選手の順位にも影響を受けるため1つでも順位を上げたい。「良いショットと悪いショットがあるけど、ミスが大きなミスになっている。そういうところをあした直したい」と危機感をにじませた。

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2015年8月29日のニュース