野村 引退試合で完全燃焼「体の限界…ここまでよくやった」

[ 2015年8月29日 16:24 ]

全日本実業個人選手権男子60キロ級の3回戦で敗れ、座り込む野村忠宏

 五輪の柔道男子60キロ級で3連覇を成し遂げた野村忠宏選手(40=ミキハウス)が29日、兵庫県尼崎市のベイコム総合体育館で現役最後の大会の全日本実業個人選手権に出場し、3回戦で敗れた。試合後「体の限界。少々寂しい思いはあるが、ここまでよくやった。胸を張っていい幕引きだと思う」と自分に言い聞かせるように振り返った。

 24日に引退を表明した。会場は満員で両親や妻と2人の息子のほか、五輪メダリストで親交のある競泳の北島康介選手(32=日本コカ・コーラ)フェンシングの太田雄貴(29=森永製菓)も駆けつけた。北島選手は、2試合一本勝ちの後に一本負けした野村選手を「けがと闘いながら、最後まで攻めの勝負ができるのはすごい。しっかり休んで体を治してほしい」とねぎらった。

 背負い投げを武器に初出場した1996年アトランタ五輪で優勝。2000年シドニー、04年アテネでも金メダルに輝き、五輪の柔道で初めて3大会連続優勝を果たした。右膝のけがに苦しめられ08年北京と12年ロンドン五輪の出場を逃し、今回が2年ぶりの実戦だった。

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