NBAで必要なのは“走力”レブロン瞬間最速100m10秒9

[ 2015年8月23日 13:30 ]

レブロン・ジェームズ(AP)

 NBAキャバリアーズのレブロン・ジェームズ(30)がコート上をどれくらいのスピードで走っているのかというデータがある。米スポーツ専門局ESPNで紹介されたもので、彼は2メートル3、113キロというサイズながら瞬間最速で100メートルを10秒9相当のスピードで走っていた。

 だから彼をマークする選手は同じ走力が必要。するとトレーニングは当然、スキル以上にフィジカル面の強化が必要になる。最低でも100メートルを10秒台で走れるフォワード。世界でもそんな選手は数えるほどしかいないかもしれないが、バスケットボールの最高峰を目指そうとすると、走力という基本的運動能力が常に試されるのである。

 都内の体育館で小学校低学年を対象としたバスケットボール・クリニックを見てきた。この年齢ならば、まずスポーツを楽しくやらせることが重要だろう。ドリルのいくつかにはそんな意図が見え隠れしていた。だが同じ年代の子どもたちを対象にした米国のクリニックでは、この年齢から走力の大切さを自然に叩き込んでいる。“戦い”に挑むのはベースライン上に並んだ2人の子どもで、前方に置いた2つのイスを回って戻ってくる。ただしこの1対1のドリルでは、ボールを持ってドリブルする子がいくぶん距離の短いイスを回る。そしてディフェンス側の子は遠い方の椅子が折り返し地点。ハンデ戦だが、駆けっこが早い方が勝負を制するのである。

 現在、北京で陸上の世界選手権が開催中。もし身近にスポーツ少年、スポーツ少女がいたら、競技に関係なく世界のトップ・アスリートの走りを見させてほしい。それはやがて大きな財産になるはずだ。(高柳 昌弥)

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