渡嘉敷 女子バスケ五輪予選へ帰国「誰よりも勝ちたい」

[ 2015年8月23日 16:29 ]

米国から帰国したバスケットボール女子日本代表の渡嘉敷

 16年リオ五輪切符を懸けたバスケットボール女子のアジア選手権(29日開幕、中国)に出場するため、米プロリーグWNBA、シアトル・ストームでプレーする渡嘉敷来夢(24)が23日、帰国。成田空港で「勝ちたい気持ちは誰よりも強い。やってきたことを表現するだけ」と意欲を示した。

 24日から都内で行われている日本代表の合宿に合流する。機内でパソコンを開き、代表のフォーメーションを頭にたたき込むなど余念がない。「(試合まで)ほとんど時間がないので、多く(練習を)やりたい。練習後もチームメートにお願いして動きたい」。

 渡嘉敷にとって、五輪出場は3度目の挑戦。「最初はちんちくりんの高校生で、前回は疲労骨折もあった。実際の挑戦は今回が初めてだと思っている」。過去最高の状態だけに気持ちも高まる。

 米代表として五輪で3度世界一になっているスー・バード(34)からは「(五輪は)出るべき場所」と背中を押された。最大のライバル中国を撃破し、アジア1位が五輪の条件。敵地に乗り込んでの戦いとなるが「自分たちのバスケをすれば大丈夫。崩れず強い気持ちを持つことが大事」と力を込めた。

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2015年8月23日のニュース