ウッズ 2年ぶり首位タイ!今季11戦目「やっと流れが…」

[ 2015年8月23日 05:30 ]

3番ホールでボールの行方を見るウッズ(AP)

USPGAツアーウィンダム選手権第2日

(8月21日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ・セッジフィールドCC=7127ヤード、パー70)
 不振にあえいでいたタイガー・ウッズ(39=米国)が1イーグル、5バーディー、2ボギーの65で回り、通算11アンダーでトム・ホーギー(26=米国)と並んで首位に立った。ウッズの首位はツアー79勝目となった13年8月のブリヂストン招待(2日目から首位)以来2年ぶり。初日116位の石川遼(23=CASIO)は66で回って通算3アンダーの52位で予選を通過したが、11位から出た松山英樹(23=LEXUS)は73とスコアを崩し、今季2度目の予選落ちとなった。

 7位スタートのウッズが頂点を捉えた。15番パー5で2オンに成功。4メートルのイーグルパットを沈め、この時点でツアーではルーキーのホーギーと首位に並んだ。「チャンピオンズツアー(シニア)だとみんな顔が分かるんだが、ここではそうはいかないんだ」。3年間も下部ツアーにいたホーギーについて質問されたウッズは苦笑い。レギュラーシーズン最終戦となるこの大会にはプレーオフ進出をかけて多くの下位選手がエントリーしているとあって違和感は隠せないが、それでも今季11戦目で本来の姿を取り戻してきた。

 「この大会の前までは自分のプレーができなかった。でもやっと流れが変わった感じがする」。プレーオフ第1戦のザ・バークレイズに出場できるのはフェデックス・カップ・ポイントの上位125人だが、ウッズは前週まで147点で187位。しかし急きょ出場に踏み切った今大会で優勝(500点)もしくは単独2位(300点)に入れば、439点で125位のシュワーツェル(南アフリカ)を上回る可能性がある。そのシュワーツェルは2日目を終えて16位。ウッズの復活?で、プレーオフ最終枠をめぐる戦いは混戦模様となってきた。

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2015年8月23日のニュース