コが今季3勝目、上原60位 米女子最終戦 S・ルイスが賞金女王

[ 2014年11月24日 09:27 ]

最終ラウンド、11番でアプローチショットを放つ上原彩子。通算15オーバーで60位

 米女子ゴルフの今季最終戦、CMEツアー選手権は23日、フロリダ州ネープルズのティブロンGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、68で回った17歳のリディア・コ(ニュージーランド)が通算10アンダー、278で並んだカルロタ・シガンダ(スペイン)フリエタ・グラナダ(パラグアイ)とのプレーオフを制し今季3勝目、通算5勝目を挙げた。

 6打差の9位だったステーシー・ルイスが総額253万9039ドル(約3億円)で米国選手として1993年のベッツィ・キング以来の賞金女王となり、年間最優秀選手と最少平均スコアのタイトルも獲得した。

 上原彩子は77と崩れ60位に終わった。最優秀新人となったコは優勝賞金50万ドル(約5900万円)のほか、今季創設のポイントレースを制しボーナス100万ドルも獲得した。

 ▼上原彩子の話 ラインがぜんぜん読めていなくてパットが入らなかった。入ったのは3日目だけ。コースにやられっぱなしの最終戦になってしまった。悔しいというか、がっかり。オフはしっかり練習して来年に備えたい。

 ▼ステーシー・ルイスの話 賞金女王、最優秀選手、最少平均ストロークの三つが目標だった。賞金女王はいつかなりたいと思っていた。私にとっては(コが獲得したボーナスの)100万ドルより価値のあるもの。誇りに思う。三つ同時に取れたことが本当にうれしい。(共同)

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2014年11月24日のニュース