猫、猿、鳥をミックス リオ五輪マスコットを公表 多様性を表現

[ 2014年11月24日 11:23 ]

公表されたリオ五輪・パラリンピックのマスコット(AP)

 2016年リオデジャネイロ夏季五輪の大会組織委員会は23日、猫と猿、鳥をミックスしたイメージの五輪マスコットを公表した。ブラジル文化の多様性を表現しているという。

 若年層の関心を引くためアニメやゲームのキャラクターにヒントを得た愛嬌のあるものになった。名前の候補がオバ、チバトゥキ、ビニシウスと3通りあり、大会の公式サイトなどで一般からの投票を受け付けて決定する。パラリンピックは植物をイメージしたマスコットで名前はエバ、エスキンジン、トムから投票で選ぶ。

 24日にリオ市内で記者会見したパエス市長は「このマスコットはリオ市民、ブラジル国民、そして世界中の人たちの心をつかむだろう」と述べた。

 デザインしたのはサンパウロの日系3世ルシアナ・エグチさん(39)らが経営するデザイン会社。エグチさんは「選ばれて金メダルを取ったようにうれしい」と話した。(共同)

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