日本、グルジアに敗れる…テストマッチ連勝「11」で止まる

[ 2014年11月24日 05:30 ]

グルジア戦の前半、モールで押し込まれる日本代表(左側)

リポビタンDチャレンジツアー2014 日本代表24―35グルジア代表

(11月23日 グルジア・トビリシ)
 世界ランキング10位の日本代表は同15位のグルジア代表と対戦し、24―35で敗戦。テストマッチでの連勝記録は11で止まった。フランカーのリーチ主将(東芝)をケガで欠いた日本は、スクラムなどセットピースで終始相手に圧倒されるなど、最後まで試合の主導権を握れず。課題を残し、W杯前年の活動を終えた。

 勝ってテストマッチ年間無敗で終えたかった日本だが、怪力選手がそろうグルジアに屈した。前半12分にラインアウトからモールを10メートルも押されてトライを奪われると、同22分にはスクラムを故意に崩したと判定され、認定トライで失点。その後も15日のルーマニア戦に続き、今季は特に強化してきたスクラムで押される場面が目立った。リーチに代わってゲーム主将を務めたプロップ畠山は「成長したセットピースを見せたい」と語っていたが、選手を入れ替えても局面を変えられず。客席からは選手にレーザー光線を浴びせられるなど、アウェーの洗礼も受け、黒星で14年シーズンを終えた。

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2014年11月24日のニュース