諸見里、初のシード落ちも復調に手応え 最終予選会挑戦へ

[ 2014年11月24日 06:08 ]

最終9番、バーディーパットを外す諸見里

女子ゴルフツアー大王製紙エリエール・レディース・オープン最終日

(11月23日 香川県三豊市 エリエールゴルフクラブ=6428ヤード、パー72)
 メジャー3勝を含むツアー通算9勝の諸見里しのぶ(28=ダイキン工業)がシード権を初めて手放すことになった。今大会優勝で大逆転賞金シード入りもあったが、最終日もパープレーで41位フィニッシュ。プロデビューした05年に史上初めて新人として日米両ツアーの出場権を獲得したり、賞金女王争いを演じたり輝かしい経歴を誇る実力者にとって厳しい現実となった。

 ただ、昨年も賞金ランク71位とふるわず苦しんだだけに「昨年はゴルフから離れたい気持ちがあったけれど、そこから立ち直れた」と心身ともに復調気配は漂う。

 一時は予選会を回避する可能性も示唆していたが、日本ツアーでは人生初の最終予選会(12月2~5日、?城GC)挑戦も決意。「18ホール応援してくれるファンもいるし、初めてやりがいも感じた。そういう気持ちを背負って頑張りたい」と前を向いた。

続きを表示

2014年11月24日のニュース