頑張ったね、里山!37場所、最長ブランクの再入幕へ

[ 2013年11月24日 21:13 ]

大相撲九州場所千秋楽

(11月24日 福岡国際センター)
 東十両6枚目の里山が10勝目を挙げ、07年名古屋場所以来の再入幕を決定的とした。カムバックに要した37場所は和歌乃山の28場所を抜いて昭和以降最長。3年以上も幕下に低迷した時期を乗り越え「本当にうれしい」との言葉を繰り返した。

 鹿児島県奄美市出身の32歳。1メートル77、121キロの小兵ながら大きな相手に立ち向かうベテランには、ご当地場所の館内から温かい拍手が送られた。「入幕は勝ち越してから意識した。何度もやめようと思ったけど諦めなくて良かった」と声を震わせた。

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2013年11月24日のニュース