42歳岡崎伸びず2位 コーチ「今の状態だとソチ0%」

[ 2013年11月24日 05:30 ]

女子500メートルで2位に終わった岡崎は厳しい表情

スピードスケート ジャパンカップ第2戦第1日

(11月23日 札幌市真駒内セキスイハイムスタジアム)
 女子500メートルは仁科有加那(日本電産サンキョー)が合計1分20秒81で制し、第1戦から2連勝。42歳の岡崎朋美(富士急)は合計1分21秒45で2位と及ばなかった。男子1500メートルは三輪準也(法大)が1分54秒92で優勝。W杯代表のウィリアムソン師円(山形中央高)は1分56秒20で3位だった。

 岡崎の表情は険しかった。1本目は40秒59、2本目も最終コーナーで膨らむミスを犯して40秒86。ただ、タイムや2位という結果よりも自身の滑りに納得がいかなかった。「修正はしているがスケーティングが良くない。持っている力を出せていない歯がゆさがある」と口にした。9日の第1戦(帯広)後も北海道に残り調整。2歳の長女・杏珠(あんじゅ)ちゃんを家に残したまま競技に集中してきたが、逆に体重がベストの57キロから2キロ増えた。さらに焦りからか、氷に力を伝え切る前に次の動作に移ってしまうため、スピードに乗れない。長田照正コーチは「滑り、技術が最悪に近い。今の状態で進んでいったら(ソチ五輪は)0%」と手厳しい。岡崎も「何かきっかけをつかみたい」と話すなど、追い込まれている。

続きを表示

2013年11月24日のニュース