また稀勢に全勝街道止められた 白鵬気持ちに隙あった

[ 2013年11月24日 05:30 ]

稀勢の里に敗れガックリの白鵬

大相撲九州場所14日目

(11月23日 福岡国際センター)
 白鵬は取組後の土俵下の控えで、口をすぼめ頬を膨らませた。名古屋場所と同じく、またしても稀勢の里に止められた全勝街道。勝ち名乗りの時には、館内に屈辱的な「万歳」コールまで起こり、思わず唇をかんだ。

 3度のにらみ合いに付き合ったことで、ペースを乱された。下手投げを打ったときに、「勝負あったと思ったけど、少し油断した」と、自らの気持ちに隙があったことを認めた。

 大関に左四つを許したことを敗因に挙げ「思った通りの相撲」と振り返った。それでも、11回目の全勝Vは消えたが「あしたも気持ちを切らさず、いい相撲を取りたい」と28度目の賜杯を懸けた日馬富士との綱決戦に目を向けた。勝てば大鵬以来の史上2人目の2度目の5連覇となる。

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2013年11月24日のニュース