勢が敢闘、技能に千代大龍 ともに初の三賞

[ 2013年11月24日 14:15 ]

 大相撲九州場所千秋楽の24日、三賞選考委員会が開かれ、攻撃的な相撲で幕内初の2桁勝利をマークした西前頭6枚目の勢が初の敢闘賞に輝いた。威力のある突き、押しで2桁白星を挙げた東前頭6枚目の千代大龍は初の技能賞。ともに初の三賞受賞となった。

 殊勲賞は3場所ぶりに該当者がいなかった。

 勢(いきおい=本名東口翔太)西前頭6枚目、大阪府交野市出身、伊勢ノ海部屋。05年春場所初土俵。12年春場所新入幕。敢闘賞1回。得意は右四つ、寄り。194センチ、157キロ。27歳。

 千代大龍(ちよたいりゅう=本名明月院秀政)東前頭6枚目、東京都荒川区出身、九重部屋。日体大4年で学生横綱となり、11年5月の技量審査場所に幕下15枚目格付け出しで初土俵。12年夏場所新入幕。技能賞1回。得意は突き、押し。182センチ、167キロ。25歳。

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2013年11月24日のニュース