日本が団体で3位、2年ぶり表彰台 W杯男子開幕

[ 2013年11月24日 05:35 ]

団体で3位に入った日本(左から)伊東、清水、葛西、竹内

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は23日、ドイツのクリンゲンタールで開幕して団体第1戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)の日本は合計523・6点で、2011年11月以来の表彰台となる3位に入った。

 不安定な風のため2回目途中で打ち切りとなり、1回目の成績が最終結果となった。スロベニアが540・6点で優勝し、ドイツが2位。オーストリアは5位だった。

 日本は竹内が133・5メートルを飛んで4番手のトップの得点をマークし、5位から順位を上げた。

 ▼伊東大貴の話 まずまずの内容だったので合格かな。助走姿勢がいまいち固まっていないが、最低限のことはできた。ほっとしている。調子が上がれば勝てるチャンスはある。

 ▼清水礼留飛の話 W杯で初めての表彰台はうれしい。(優勝経験のある夏の)グランプリとは違う。思い切り飛んで、うまくできた。雪の上では今季で一番いいジャンプだった。

 ▼葛西紀明の話 追い風だったが、ジャンプに失敗はなかった。130メートルいかなかったのが僕だけだったけど。普通に飛べれば10位以内に入れる調子。みんないいジャンプができている。

 ▼竹内択の話 厳しい条件だったけど最低限はできた。個人戦も自分のジャンプができれば優勝も可能だと思う。十分戦えるし、これを続けていけば五輪でもいい結果が望める。(共同)

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2013年11月24日のニュース