エース渡部暁が初V!距離で弟を逆転「経験の差見せられた」

[ 2013年1月27日 15:29 ]

ガッツポーズでゴールする、優勝した渡部暁斗

 ノルディックスキーの全日本選手権複合は27日、長野県白馬村で行われ、昨季ワールドカップ(W杯)個人総合2位の日本のエース、渡部暁斗(北野建設)が初優勝した。前半飛躍(HS98メートル、K点90メートル)で2位につけ、後半距離(10キロ)で弟の善斗(早大)を逆転して10秒差をつけた。

 渡部暁は「勝ち以外は許されない試合。経験の差を見せられた」とガッツポーズ。29日にW杯でロシアに向かうが「タイトなスケジュールでも結果を出したのは自信になる」と話した。

 3位に永井秀昭(岐阜日野自動車)が入り、加藤大平(サッポロノルディックク)は4位、湊祐介(東京美装)が5位で続き、W杯遠征組が上位を占めた。32歳の高橋大斗(土屋ホーム)は6位だった。

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