国枝 王座返り咲き!6度目の単複2冠達成

[ 2013年1月27日 06:00 ]

全豪OP単複2冠に輝いた国枝

全豪オープンテニス第13日 車いすの部男子シングルス決勝

(1月26日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 男子シングルス決勝で第2シードの国枝慎吾(ユニクロ)が第1シードのステファン・ウデ(フランス)に6―2、6―0で勝って2年ぶり6度目の優勝を果たした。国枝は男子ダブルスも制しており、6度目の単複2冠に輝いた。

 国枝がライバルのウデを圧倒し、王座に返り咲いた。ロンドン・パラリンピックの男子シングルスでも優勝を争った実力者を、2ゲームしか奪われずに1時間13分で一蹴。「きょうはフォアハンドの調子が良かった。ずっと手応えを感じながら試合ができた」と快勝を振り返った。昨年のこの大会は右肘の故障のために欠場。今年は単複2冠の奪回を至上命令として大会に臨んでいた。28歳の世界ランキング1位は「また名を刻むことができて満足している」と喜んだ。

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2013年1月27日のニュース