沙羅奮闘も実らず…女子団体 5位で連覇逃す

[ 2013年1月27日 06:00 ]

ジャンプ女子団体 5位に終わり、引き揚げる高梨沙羅(右端)ら日本女子選手

 ノルディックスキーの世界ジュニア選手権は26日、チェコのリベレツで行われ、ジャンプ女子団体(HS100メートル、K点90メートル)で小林諭果(岩手・盛岡中央高)山口瑞貴(札幌大)伊藤有希(北海道・下川商高)高梨沙羅(グレースマウンテン・インターナショナル)の日本は726・5点で5位にとどまり、2連覇を逃した。

 小林が1回目に使用したスキーの長さに対して体重が規定より軽く得点が無効になるミスが最後まで響いた。101・5メートル、97・5メートルを飛んだ高梨は「目標の団体で2連覇できなかった。自分の力がまだ足りない。カバーしきれなかった」と硬い表情を浮かべた。

 ≪複合団体3位 男子初表彰台≫複合団体では曽根原郷(明大)山元豪(富山・雄山高)堀米翔大(長野・飯山高)渡部剛弘(明大)の日本がこの種目初の表彰台となる3位に入った。前半飛躍(HS100メートル、K点90メートル)で首位に立ち、後半距離(20キロ)でも粘った。

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