アザレンカ連覇!李娜に逆転勝ちで1位守った

[ 2013年1月27日 06:00 ]

表彰式で優勝トロフィーを手に喜ぶビクトリア・アザレンカ

全豪オープンテニス第13日 女子シングルス準決勝

(1月26日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 女子シングルス決勝で第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が第6シードの李娜(中国)を4―6、6―4、6―3で下し、2年連続2度目の優勝を果たした。優勝賞金243万豪ドル(約2億3000万円)を獲得して、大会後の世界ランキングでも1位を守った。試合序盤は動きが重かったアザレンカは、第1セットこそ落としたが、第2セットは粘り強いショットで奪い返した。第3セットはミスが目立った相手に対して、強打で押し切った。

 2時間40分の激闘を終えて李娜と握手を交わすと、アザレンカはタオルに顔をうずめて泣き崩れた。優勝カップを高々と掲げ「長い2週間だった」と大きく息をついた。昨年の4大大会初制覇をきっかけに成長を遂げた。「自分が良い選手だと思えるようになった。(優勝が)自信を与えてくれた」。今回の優勝で、昨年の全豪制覇後に就いた世界ランキング1位の座を維持することが確定。精神の充実が安定した成績につながり、真のトップへと、また一歩近づいた。

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2013年1月27日のニュース