ジョコビッチ、全豪初3連覇 マリー撃破し四大大会6V

[ 2013年1月27日 21:38 ]

男子シングルスで3連覇を達成し、3本の指を突き立てて喜ぶノバク・ジョコビッチ

 テニスの四大大会第1戦、全豪オープン最終日は27日、メルボルンで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が昨年の全米オープン覇者で第3シードのアンディ・マリー(英国)を6―7、7―6、6―3、6―2で下し、3年連続4度目の優勝を果たした。オープン化以降初の3連覇で、優勝賞金243万豪ドル(約2億3000万円)を獲得した。四大大会は通算6勝目となった。

 第1、第2セットはサービスゲームを落とさない展開だった。ジョコビッチは第3セットの第8ゲームで初めてブレークに成功して抜け出すと、第4セットも軽快な動きと力強いショットで押し切った。

 混合ダブルス決勝は主催者推薦のヤルミラ・ガイドソバ、マシュー・エブデン組(オーストラリア)がルーシー・ハラデツカ、フランティセク・チェルマク組(チェコ)に6―3、7―5で勝ち、初優勝した。

 ▼ノバク・ジョコビッチの話 A・マリーとは素晴らしい試合を続けてきた。今後も彼と競っていきたい。この優勝トロフィーはチームのみんなで勝ち取ったもの。もの凄い喜びがこみ上げてきている。

 ▼アンディ・マリーの話 ジョコビッチがチャンピオンにふさわしいプレーをした。(3連覇は)素晴らしい実績だし、こうした成績を残せる選手はいない。また来年、ここに戻ってきたい。(共同)

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