男子はの篠原・小林組V6 女子は横山・平田組が初優勝

[ 2013年1月21日 06:00 ]

(左から)優勝した男子の篠原、小林、女子の横山、平田

第53回ルーセントカップ東京インドア全日本ソフトテニス大会

(1月20日 駒沢オリンピック公園総合運動場体育館)
 男女とも4ペアによるトーナメント方式で争われ、男子決勝は篠原秀典(日体桜友会)・小林幸司(ミズノ)組が村上雄人・中本圭哉(ともにNTT西日本広島)組を5―0で下し、自己記録を更新する大会6連覇を達成した。女子決勝は横山温香・平田清乃(ともにナガセケンコー)組が上原絵里・阿部悠梨(ともにナガセケンコー)組に5―4で競り勝ち初優勝を飾った。

 <男子>相手のレシーブでフワリと浮いたボールを篠原が「よっ」と声を上げて強烈スマッシュ。大会6連覇を決めた。決勝では1セットも落とさない完封勝利。「うれしいです。お客さんもたくさん見てくれていましたから」と笑顔を見せた。昨年は全日本を連覇するなど好調を維持。攻撃面に合格点を与えながら「ディフェンスを強化したい」と課題を口にする。さらなる高みを目指す最強ペアの大会連覇の記録は終わりを知らない。

 <女子>同門対決となった決勝では、準決勝で昨年覇者の深沢組を破って勢いに乗った平田組がタイブレークにもつれ込む接戦を制して初優勝。「勝ち負けよりもいい試合をしようと心掛けた」と振り返った。28歳の平田は、三重高でナショナルチームのメンバーだった18歳の横山とペアを組み1年。既に3勝を挙げ「年明け初めての試合でいいスタートを切れた」と息もピッタリ。勢いに乗ったまま2月末に出場予定の全日本インドアで連勝を狙う。

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2013年1月21日のニュース