アテネ五輪7位 坂本直子が引退「引き際かなと…」

[ 2013年1月21日 06:00 ]

レース後、武冨監督に挨拶する天満屋・坂本直子(右)

 女子マラソンでアテネ五輪7位入賞の坂本直子(32=天満屋)が20日、現役引退を表明した。坂本は「世界で戦いたい気持ちはあるけど、そういう練習ができず、引き際かなと思った」と説明した。この日の選抜女子駅伝北九州大会が現役最後のレースとなった。

 坂本は兵庫・県西宮高から99年に天満屋入り。03年大阪国際で初マラソン日本最高の2時間21分51秒をマークして3位に入り、同年の世界選手権パリ大会では4位に入賞。04年の大阪国際で初優勝し、五輪代表の座を勝ち取った。アテネ五輪以降も期待を集めたが、故障に泣き、北京五輪、ロンドン五輪と出場はならなかった。

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2013年1月21日のニュース