日馬“因縁の取組”制し首位堅持「早く終わっちゃいましたね」

[ 2013年1月21日 20:29 ]

日馬富士(右)が豪栄道を叩き込みで下す

大相撲初場所9日目

(1月21日 東京・両国国技館)
 先場所は審判委員が勘違いで勝負を止め、前代未聞のやり直しとなった因縁の取組は、日馬富士が豪栄道をはたき込んで首位を守った。

 低く当たってから突っ張り、タイミングよくはたいて手をつかせ快勝。大関昇進をうかがう関脇を「気合の入る相手」と評しながらも「早く終わっちゃいましたね」と余裕をにじませた。豪栄道は「勝負どころを見逃さない」と完敗を認めた。

 早くも先場所の勝利数に並ぶ9連勝。北の湖理事長(元横綱)は「優勝に絞っている。崩れる気配がない」と太鼓判を押した。

続きを表示

2013年1月21日のニュース