東芝、3季ぶり決勝進出!逆転でパナソニックに昨季の雪辱

[ 2013年1月21日 06:00 ]

<パナソニック・東芝>後半29分、逆転のトライを決める東芝・吉田朋

トップリーグ

(1月20日 秩父宮ほか)
 プレーオフ準決勝が行われ、東芝(リーグ戦2位)がパナソニック(同3位)を20―8で下して、優勝した09~10年以来3季ぶりの決勝進出を決めた。27日の決勝では連覇を狙うサントリーと対戦する。また、日本選手権(2月2日開幕)の出場権を懸けたワイルドカードトーナメントではNEC(同8位)と近鉄(同7位)が勝ち上がった。

 先にパナソニックにトライを許す苦しい展開だったが、東芝の選手たちは落ち着いていた。後半29分にSH吉田が逆転のトライ。39分にもWTB伊藤が続いた。いずれもラインアウトからのモールを起点にしたもの。チームが掲げる「スタンディングラグビー(倒れずに前進する)」で、昨季のプレーオフ準決勝で敗れたパナソニックを最後はねじ伏せた。No・8豊田主将は「意地の張り合いでタイトなゲームになったが、東芝のプレーを80分間できた」と誇らしげに語った。

 トップリーグ発足以来過去9年で5度優勝の名門が3年ぶりの決勝進出だ。相手は同じ府中市を拠点とするサントリー。“府中ダービー”に向け、吉田は「凄く気持ちが高ぶっている。リーグ戦で負けているのでリベンジしたい」とライバル心をむき出しにした。

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2013年1月21日のニュース