悪条件で粘ったミノザ　「室田さんと燃えるような試合ができた」

日本シニアオープン選手権

（10月28日 愛知県東名古屋ＣＣ＝７０１０ヤード、パー７）
　５２歳のミノザがシニアツアー２勝目を飾った。途中から横なぐりの雨が降る悪条件をものともせず「１番から１８番まで（同組の）室田さんと燃えるような試合ができた」と充実感に浸った。

　１７番で約３メートルのパーパットを沈めるなど、１３番以降は６連続パーと粘り、ライバルに競り勝った。１９９６年の日本オープンは最終日の終盤３ホールでスコアを落として優勝を逃しており「当時は冷静さがなかった。その経験を生かせたと思う」と笑った。