藍4バーディーもパット嘆く「あと3つは伸ばせた」

[ 2012年10月28日 06:00 ]

第3ラウンド、8番でティーショットを放つ、9位の宮里藍

USLPGAツアー 台湾選手権第3日

(10月27日 台湾・楊梅 サンライズ・ゴルフ&カントリークラブ=6516ヤード、パー72)
 68で回った宮里藍(27=サントリー)はボギーなしの4バーディー、通算8アンダーの208で9位につけた。64を出して18アンダーで首位維持の朴仁妃(韓国)とは、6打差から10打差に開いた。上田桃子は71で回り、2アンダーで31位にいる。スサン・ペテルセン(ノルウェー)が2打差の2位に、2連覇を狙うヤニ・ツェン(台湾)はさらに2打差の3位につけた。

 朴仁妃がイーグルを2つ奪うなど、好条件でスコアが伸びた第3ラウンドで、68は目立つ成績ではない。宮里は「チャンスは多いが、なかなか決まらずストレスのたまる展開だった」と口ぶりも重かった。

 グリーンで思わず苦笑いしたのは5番だ。1メートル強のバーディーパットがするりと右に切れ「キャディーさんもビックリしていた」。入り組んだ芝目に悩まされて惜しいパットが続き「あと3つは伸ばせた」と嘆いた。

 賞金ランキングトップの朴仁妃との差は2桁となり、今季3勝目は最終日の現実的な目標ではなくなった。「ミスの少ないラウンドができているし、ゴルフの状態はいい。迷いなく打っていきたい」と話した。

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2012年10月28日のニュース