区間2位 野口みずき今後へ手応え 世界選手権選考会は国内で

[ 2012年10月28日 16:48 ]

 アテネ五輪女子マラソンの金メダリストで、来年8月の世界選手権(モスクワ)出場を目指す野口みずき(シスメックス)が28日、福岡県宗像市役所前発着で行われた実業団女子駅伝西日本大会に出場、3区(10・2キロ)を区間2位となる33分3秒で走り「(状態は)年々良くなっているし、そのへんは自信を持っている」と今後への手応えを語った。

 代表選考レースは国内の大会に出場する見通しで、野口は「今後の課題は自分の体をいかにコントロールできるか」と説明。シスメックスの広瀬永和監督は「今のところは順調。これからはどれだけ距離を踏ませられるか」と話したが、どのレースに出場するかは明言しなかった。

 3月の名古屋ウィメンズで約4年ぶりにマラソンに復帰した34歳の野口は、9月にリスボンで行われたハーフマラソンに調整を兼ねて出場していた。12月の全日本実業団対抗女子駅伝にも出場する方向という。

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