フグが3連覇、2位は山本/大分国際車いすマラソン

[ 2012年10月28日 18:32 ]

 第32回大分国際車いすマラソン大会が28日、大分市で開かれ、男子はスイスのマルセル・フグ選手(26)が1時間25分8秒のタイムで3年連続の優勝を果たした。2位は日本の山本浩之選手(46)。

 午前11時に大分県庁前をスタート。沿道に集まった人々の声援や拍手を受け、選手は最大で時速30キロを超えるというスピードで駆け抜けた。

 気温23度を超える暑さの中、フグ選手が序盤でトップ集団を抜け出し、最後まで独走した。フグ選手はレース後、「選手生活史上、最高のパフォーマンスを出せた」と喜びを語った。2位の山本選手は「トップになれなくてがっくり。来年はマルセルを倒して優勝したい」と話した。

 女子は世界記録保持者の土田和歌子選手(38)が1時間43分10秒で優勝した。

 大会には16カ国から計286人がエントリーしたが、中国の5選手が参加をキャンセルするなどし、出走したのは14カ国の計251人だった。

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2012年10月28日のニュース