旭天鵬、高見山に並んだ!外国出身力士最多812勝

[ 2012年9月17日 06:00 ]

朝赤龍(手前)を寄り切る旭天鵬

大相撲秋場所8日目

(9月16日 両国国技館)
 ベテラン・旭天鵬の勢いが止まらない。モンゴルの後輩、朝赤龍を得意の右四つから寄り切り、自身初の初日から8連勝。外国出身力士の最多通算勝利記録である高見山(米国出身)の812勝に肩を並べ「気持ちいい。外国から来た大先輩に近づきたいとずっと思ってた」と感無量の表情を見せた。

 38歳と3日でのストレート給金は、52年春場所に37歳2カ月で達成した羽黒山を抜いて史上最年長記録となった。今年夏場所で初優勝を飾り、前頭筆頭まで番付を上げた先場所は初日から13連敗と悪夢を見ただけに「白星を積み上げると気持ちのゆとりができる」と舌も滑らか。次なる目標は史上7位の安芸乃島の通算822勝。史上初となる“平幕で2度目”の優勝については「ないない」と無欲を強調していた。

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2012年9月17日のニュース