「悔いはない」伊藤華英 涙の引退…今後は海外留学へ

[ 2012年9月17日 17:47 ]

引退レースとなった成年女子400メートルメドレーリレーを終え涙ぐむ、千葉県のアンカー伊藤華英(左)

ぎふ清流国体・水泳最終日

(9月17日 岐阜長良川スイミングプラザ)
 競泳の成年女子400メートルメドレーリレーで千葉の最終泳者を務めた伊藤華英(27=千葉・セントラルスポーツ)は、これが引退レースだった。4位でゴールしてプールから上がると、ロンドン五輪のリレーでともに泳いだ上田(東京・キッコーマン)らから次々と声をかけられ涙があふれ出した。

 同級生でロンドン五輪メダリストの寺川(ミズノ)とともに10代の時から注目され、北京五輪には背泳ぎで出場。その後膝を痛めた影響で背泳ぎをあきらめ、自由形に転向した27歳のスイマーは「五輪で一区切りと考えていた。悔いはない」とすがすがしい表情で話した。今後は海外留学を考えているという。

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2012年9月17日のニュース