宮里藍、痛恨の“9”も「自分なりのゴルフはできた」

[ 2012年9月17日 04:34 ]

通算11オーバーで26位に終わった宮里藍

USLPGAツアー 全英リコー女子オープン最終日

(9月16日 英国ホイレーク ロイヤル・リバプールGC=6660ヤード、パー72)
 大きな大きな“落とし穴”だった。通算イーブンで迎えた最終ラウンドの3番パ4、宮里藍は2打目からOBを連発し9打の大叩き。一気に上位争いから後退した。本人は「それ(気落ち)はない」と否定したが、その後は6ボギーを叩き、バーディーなし。26位タイまで順位を下げた。

 「タフな1日になりましたね。朝のうちはよかったけど、後半は風が吹いて難しくなった」と宮里。優勝した甲ジエは別にしても、十分に上位を狙える位置にいただけに、悔しさも残ったが、「1ホールだけ悪かったけど、1週間を振り返ったら、いい内容だったので満足」と充実感もにじませた。

 メジャー初優勝は来季以降にお預けとなったものの、メジャーを戦う準備はできたという手応えはある。「自分なりのゴルフができたという感じはありますね。ただ、l今週は(甲)ジエがちょっと…。今週は彼女の週だったのかなと思います」。時折笑みを浮かべながら話す姿には、来季への自信も見え隠れした。

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2012年9月17日のニュース