休部検討のパナソニック チーム関係者に戸惑い

[ 2012年9月17日 19:24 ]

 パナソニックがバスケットボール部とバドミントン部の今季限りでの休部を検討していることが分かった17日、チーム関係者には戸惑いの表情があふれた。

 バスケットボール部のある関係者は「会社の方に確認したところ『検討はしているけど決定はしていない』と言われた。チームへの影響が心配」と話した。

 10月上旬の日本リーグ開幕を控え、この日は和歌山市内でリンク栃木とのプレシーズンマッチに臨んだが、試合後は足早に引き揚げ、取材に応じることなく会場を後にした。また、東京・大田区総合体育館で行われたアジア・カップのインド戦に出場した金丸晃輔は「ちょっと分からないです」とだけ話し、当惑した表情だった。

 三洋電機時代の1980年に創部したバドミントン部は、6月の全日本実業団選手権で2年連続17度目の優勝を飾るなど、現在も女子バドミントン界を引っ張る。18日からはヨネックス・オープン・ジャパンが始まるが、関係者の一人は「会社から何の打診も受けていないので驚いている」と困惑交じりに話した。

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2012年9月17日のニュース