勝亦パット好調 70にまとめ8アンダーで初優勝

[ 2012年7月29日 06:00 ]

通算8アンダーで優勝した富士市立・勝亦は優勝カップと表彰状を手に笑顔

スポニチ主催平成24年度関東高等学校ゴルフ選手権男子・第46回個人、第31回団体の部最終日

(7月28日 栃木県大田原市 那須野ケ原カントリークラブ=6705ヤード、パー71)
 個人は初日首位の勝亦悠斗(静岡・富士市立3年)が70にまとめ、通算8アンダーの134で初優勝。2打差の2位には68と追い上げた徳嶽太(栃木・作新学院1年)が入った。団体(3人合計)は水城(茨城)が413で逃げ切り3年連続7回目の優勝。個人は51位タイまで、団体はシード校を除く上位8校が全国大会(8月5日開幕、三重白山ヴィレッジGC)に進出した。

 初日首位の勝亦は出だしの1番で第1打を左崖下に落とし、まさかのダブルボギー発進。それでも「逆に変な緊張がほぐれました」と続く2番と7番からの3連続バーディーで盛り返した。「ドライバーが悪い分、パットが良かった」と昨年冬に続く関東大会連覇を喜んだ。1メートル63と小柄ながらショットの安定感は抜群。昨夏からプロの時任コーチの指導を受けている。昨年の全国大会は9位に入っており「夏は得意なので」と今年はベスト5を目指す。

 ≪水城団体3連覇≫水城は2年生の活躍で3連覇を果たした。期待の桜井が74、松原が72と落としたが、磯が70、大貫が68をマークして開志学園の追い上げをかわした。個人戦4位に終わった松原は「後半チャンスをつくれず悔しいが、2年生が頑張ってくれたので」とホッとした表情。逆に個人戦3位に食い込んだ大貫は「スコアを考えず、一打一打に集中した結果が優勝でうれしい」と笑顔を見せた。

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2012年7月29日のニュース