遼 米4戦ぶり予選通過も26位後退

[ 2012年7月29日 06:00 ]

USPGAツアー カナダ・オープン第2日

(7月27日 カナダ・アンカスター ハミルトン・クラブ=6966ヤード、パー70)
 15位から出た石川遼(20=パナソニック)は5バーディー、4ボギーの69で通算4アンダーとした。1つスコアは伸ばしたものの、首位と7打差の26位に後退。米ツアーで4戦ぶりとなる決勝ラウンドで上位進出のためのチャージを狙う。今田竜二(35=フリー)は72とスコアを落とし、全英オープン優勝のアーニー・エルス(42=南アフリカ)とともに通算2オーバーの110位で予選落ちした。

 初日に好発進した石川にはもどかしい一日となった。「全体的には耐えたラウンドだった。バーディーを取れているが、ボギーも出やすいコース」と振り返ったように、バーディーとボギーが激しく入り交じった。

 出だしの1番ではティーショットを大きく左に曲げてトラブルを招いた。どうにかボギーで切り抜けて、その後は前半のうちに3バーディーを奪取。一時は1桁まで順位を上げたものの、勢いが続かなかった。「もっといいゴルフができると思っている」と首位との差が7打に開いて悔しさをにじませた。ただし、4戦ぶりの予選通過を決め、順位を上げるチャンスはまだ十分に残されている。「最終日に優勝争いできるように攻めることを意識したい」と上位進出の鍵となる3日目を見据えた。

 ▼110位・今田竜二 13番の3パットから流れが悪くなった。手の影響はそれほどない。(後半に40と崩れて今季14度目の予選落ち。ラウンド後は痛めている右手首をアイシング)

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2012年7月29日のニュース