吉田　開会式旗手の大役に「最高の気持ち」

開会式で旗手を務めたレスリングの吉田（中央手前）

ロンドン五輪開会式

　五輪３連覇を狙うレスリング女子５５キロ級の吉田沙保里（ＡＬＳＯＫ）が開会式で旗手の大役を務めた。

　日の丸の重みを感じながら、胸を張って行進し「最高の舞台で最高の役目を任せられ、最高の気持ち」と声を弾ませた。普段の海外遠征では試合の５日ほど前に現地入りするが、今回は開会式に参加するため、同じく３連覇に挑む６３キロ級の伊調馨（ＡＬＳＯＫ）らよりも一足早く練習パートナーらとともにロンドンにやってきた。「まだ１００％ではないけど、徐々に上げていく」と８月９日に行われる大一番に向け、闘志を燃やしている。