萩野 日本男子競泳陣通算50個目のメダル「フェルプス選手に勝った 嬉しい」

[ 2012年7月29日 08:13 ]

男子400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得した萩野公介

ロンドン五輪競泳

 男子400メートル個人メドレー決勝で栃木・作新学院高3年の17歳、萩野公介(御幸ケ原SS)が4分8秒94の日本新記録をたたき出し、銅メダルを獲得した。

 フェルプスを上回っての銅メダルに萩野は「フェルプス選手は本調子じゃない記録だと思いますけど、それでもフェルプス選手に勝ったということで嬉しいです」と充実感たっぷりに振り返った。

 金メダルのロクテとは3秒以上差がついたものの、銀のティアゴ・ペレイラ(ブラジル)とはわずか0・08秒差。「タイム見ると2位まであとちょっとで悔しいんですけど、練習に生かしていきたいと思います」とニッコリ。五輪の舞台で2度日本記録を更新した伸び盛りの17歳はまだまだ上を狙える。

 このメダルで日本競泳男子としては、米国、オーストラリアに続いて3カ国目通算50個目の節目のメダルを獲得した。1928年アムステルダム五輪で初メダルを獲ってから、84年。17歳の高校生が銅メダルを獲得し、また新たな歴史が始まる。

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