内村まさかのミス連発 動揺抑えられず「今まで何をやってきたのか」

[ 2012年7月29日 08:38 ]

鉄棒で落下する内村航平
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ロンドン五輪体操

 体操ニッポン、ミス連発。男子団体総合の予選2班で演技した日本は、内村航平(コナミ)が鉄棒、あん馬で落下するなどまさかのミスを連発。なんとか5位で決勝進出したものの、大きな不安を残した。

 内村は個人総合では9位。「今まで何をやってきたのか」…。無敗を誇ってきた日本のエースの想定外の順位に一番信じられないでいるのが内村本人だった。

 いきなり鉄棒でつまずくと、動揺を抑えることはできなかった。「自分にイライラしていた。もっとやれるはず」。答えが見つからないまま臨んだあん馬でも落下。決勝には進んだが、予想だにしなかった順位だった。

 立花監督は「修正は難しくない」と話すが、技術以上にメンタルの面でのダメージは元に戻るのに時間がかかる。「失敗したことをどう生かすかが大切」と内村。2大会ぶりの金メダル獲得への道は険しい。

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