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遼、池ポチャ2度も「今シーズン一番良い内容」

[ 2011年12月16日 06:00 ]

17番、ドロップエリアから第3打を放つ石川

アジアンツアー タイ選手権第1日

(12月15日 タイ・チョンブリ アマタスプリングCC=7453ヤード、パー72)
 石川遼(20=パナソニック)が、来年4月のマスターズ出場権獲得へ向け、粘りのゴルフを見せた。2度も池に落としながら、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で2アンダー。首位と10打差ながら16位につけた。石川と同組でアジアンツアータイ記録となる60をマークしたリー・ウェストウッド(38=英国)が単独トップに立った。

 警戒していた池につかまった。9番パー4。石川は第1打を左の池に落とすと、次の第3打はフェアウエーに置くだけで、第4打もグリーン奥のバンカーへ。5オン1パットのダブルボギー。さらに名物ホールの17番パー3でも、浮島グリーンに届かずボギー。2度の池ポチャが響き、2アンダーで初日を終えた。

 それでも悔しがるどころか、すがすがしい表情すら見せた。6番パー4では1Wをフェアウエー中央に運び、第2打はカップ10センチにつける完璧なバーディー。「今シーズンで一番良い内容。ショットが40回あったとしたら35、36回は同じスイングができた。(目指す)先が見えたラウンド」。今季、勝利がない中でも目先の結果にとらわれず1Wからアイアンまで同じリズムでスイングすることを目指してきたが確かな手応えが残った。

 池ポチャについては「池に心を揺さぶられて負けた自分がいる。そこが一緒に回った選手との差」と素直に認めた。ただ、それ以外はショット、パットがかみ合い5バーディーを奪った。60をマークした同組のウェストウッドについても「スコアは凄かったけど、内容は同じようなもの。引っ張られたというより(ジャイディーも含め)3人で同じ力で引っ張り合えた」と互角に戦えた印象の方が強く残った。

 マスターズ出場権確保には大会後の世界ランクで50位以内に入る必要がある。現在50位の石川は上位進出なら圏内に残ることが濃厚。2週前に日本ツアーが終了したが、その後も休まずコンディションをキープ。今大会はコース内にあるロッジにスタッフらと宿泊。食事も日本食レストランで手配し、万全の状態で臨んだことも奏功した。

 ウェストウッドを除けば混戦状態。マスターズ出場権は十分に狙える。「自分のやるべきことができれば問題ない」。決して強がりではない自信が言葉に表れていた。

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