坂東市いわい将門ハーフマラソン 内野連覇、後藤初V

[ 2011年11月14日 06:00 ]

連覇を飾った内野(左)と初優勝の後藤

第21回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会(スポーツニッポン新聞社後援)

(11月13日 八坂総合公園陸上競技場)
 史上最多の7162人がエントリーして行われた。ハーフ男子は内野雅貴(29)が1時間8分23秒で2連覇を達成、同女子は後藤塁(22)が1時間20分32秒で初優勝し、それぞれスポニチ杯が贈られた。ゲストランナーとして92年バルセロナ五輪女子マラソン銀メダリストの有森裕子さん(44)が参加し、大会に花を添えた。

 <ハーフ男子総合>昨年の覇者でゼッケンナンバー「1」の内野が「勝負に徹した」走りで連覇を達成した。中盤まではペースが上がらず先頭集団で併走。ラスト5キロで得意のスピード勝負を仕掛けると、2位以下を大きく引き離した。アスリートクラブのセカンドウィンドACのコーチ、スタッフを務めており、限られた時間内での練習は5000メートルや1万メートルが中心。「最後はほぼ全力疾走。負けるわけにはいかなかった」と練習の成果を実らせた優勝にホッとした表情を見せた。

 <ハーフ女子総合>後藤が2度目の出場で初優勝を飾った。筑波大の4年生で陸上同好会に所属。夏はトラック、冬はロードと週4回の練習を重ねている。同好会の先輩で昨年の覇者・鈴木美沙都(28)に続く優勝に「暖かくて走りやすかった。順位は考えていなかったので、うれしいです」とニッコリ。来春には看護関係の道に進むそうで「できれば続けていきたい」と仕事と陸上の両立を誓った。

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2011年11月14日のニュース