稀勢の里は勝ったが…鳴戸部屋力士 初日は3勝7敗

[ 2011年11月14日 09:21 ]

玉飛鳥(奥)にうっちゃりで敗れる隆の山

大相撲九州場所初日

(11月13日 福岡国際センター)
 鳴戸部屋の力士は10人が出場したが、3勝7敗に終わった。稀勢の里は勝ったものの、ほかの3関取、隆の山、若の里、高安は亡き師匠に白星を贈ることはできなかった。

 先陣を切った十両・隆の山は玉飛鳥に土俵際まで攻め込みながらうっちゃりに敗れた。「負けました。あしたから頑張ります」と言葉少な。幕内では若の里は若荒雄に手も足も出ずに押し出しに敗れた。若の里は「いいところがなかった。最悪な立ち合いでした。いつもと同じにやったつもり」と振り返り「15日間、相撲に集中して土俵で戦うしかない」と前を向いた。

 また、若の里の1番後に登場した高安も豪風に押し出され、黒星発進。「攻めきれなかった。新師匠には“いつも思い切りやれ”と言われた。特に変わらず相撲は取れたが、負けられないという気持ちしかない」と巻き返しを誓っていた。

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2011年11月14日のニュース