ロンドンは「公介」だ 17歳萩野が短水路日本新

[ 2011年11月14日 06:00 ]

日本新記録を樹立した萩野は表彰式で新記録証を手に笑顔

競泳W杯(短水路)東京大会最終日

(11月13日 東京辰巳国際水泳場)
 男子200メートル個人メドレーで、栃木・作新学院高2年の萩野公介(17=御幸ケ原SS)が1分53秒67の短水路日本新記録をマークして優勝。ロンドン五輪の新星がまた誕生した。

 萩野は最初のバタフライで4位、続く得意の背泳ぎでトップに立つと、そのままの勢いで逃げ切った。世界選手権400メートル銅の堀畑裕也らを抑え、佐野秀匡の日本記録を0秒39更新し「狙えると思っていたのでうれしい。今回はいいレースができる自信があった」と胸を張った。日本代表の平井ヘッドコーチは「萩野君ら若い選手の台頭がロンドン五輪へ向けて明るい材料」と期待を口にした。00年シドニー五輪に高3で出場した北島康介以来の男子高校生五輪代表の有力候補に、17歳の「公介」が名乗りを上げた。

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2011年11月14日のニュース